作家でご飯を食べていく方法
自分の好きなことを仕事にしていきたい。文章を書くことが好きな人が作家として生計を立てられたらどんなに素晴らしいか、私も強く憧れている人間なので、その気持ちはよく分かります。 「小さな作家塾」というカテゴリーで私の創作作法…
自分の好きなことを仕事にしていきたい。文章を書くことが好きな人が作家として生計を立てられたらどんなに素晴らしいか、私も強く憧れている人間なので、その気持ちはよく分かります。 「小さな作家塾」というカテゴリーで私の創作作法…
私は普段、あまり本を読まない人間です。将来はフィクションを書きたいなんて思っているのに、小説は年に1冊も読めば多い方だと思います。唯一、自分から好んで読むのが実用書系(特に自己啓発系)で、多くて月5冊くらい、平均すると2…
もし、自分が文章を書くことが好きで好きでたまらないとしたら、何かどうしても書きたいテーマがあるとしたら、それだけで作家の入り口に立っていると言えます。そして幸運なことだと思います。最後まで書き切ることは決して簡単な道のり…
2023年4月21日、自著『園井恵子 原爆に散ったタカラジェンヌの夢』が国書刊行会より発売されました。この書籍は戦前に宝塚少女歌劇、映画、新劇などで活躍し、未来の大女優として将来を嘱望されながらも広島の原爆により32歳で…
昔から自分の経験や思いを本にしたい、という願望は多くの人が抱いていたのだろうと思います。書店に自分の書いた本が並ぶのは、文章を書く者にとって憧れでしょう。 出版の形態には主に、商業出版(企画出版)と自費出版があります。前…
残されたブロマイド 最近、園井恵子さんの貴重なブロマイドの画像を分けていただきました。持ち主は小木曽美雪さんで、2011年に89歳で逝去されましたが、戦前は園井恵子さんのファンで亡くなるまで大切にブロマイドは保管されてい…
「喫茶・輪」と今村欣史さん 先日、大阪、兵庫、京都を巡る旅をしてきました。コロナ禍という時節で頻繁な遠出も難しいだろうということで、この機会に関西地区で以前から会いたかった人たちを順に訪ねていきました。インターネットを…
芸術関係の仕事を志している人やそのような趣味を持っている人にとって、自分の創作活動がお金になるのかという思いは、ごく自然に頭に思い浮かぶ疑問でしょう。アーティストにとって、自身の制作したものが金銭という価値を生むことは一…
『親友が語る手塚治虫の少年時代』 過去から現代にかけて多くの書籍が存在します。採算こそ計算されているものの、内容に新しさはなく、過去の出版物のエッセンスを薄めたように乱造された書籍がある一方で、そのような打算がなく、ただ…
千村克子さんと日記 園井恵子さんの伝記の完成まで長い時間が必要でしたが、その中で多くの時間を要したのは、資料の収集と読み解く作業でした。取材を始めた時、戦後すでに70年近くが経過していて、園井さんと同時代を生きた人から証…