タカラヅカとシャンソンの時代

こぼれた原稿から(宝塚編)~もうひとつの『タカラヅカとシャンソンの時代』♯5

 どのような芸術表現でも、作者の思いや労力を費やしたことが、そのまま作品として残るわけではない。テーマをより分かりやすく伝えるための見直しは、どのような分野でも必要なことである。 この書籍でも全体の中で余剰に思えた部分や…

タカラヅカとシャンソンの時代

96歳の女性歌手との出会い~もうひとつの『タカラヅカとシャンソンの時代』♯1

  さびれた道と老歌手  東武宇都宮線のある駅で下り、人通りの少ない路地を歩いてアパートを目指すのが私の決まった道だった。駅前はデイサービスセンター、小さなスーパーにパチンコ屋と数店の飲食店があったが、シャッターが閉まっ…