書籍『完本 コーヒーカップの耳』との巡り会い
この「小さな哲学の部屋」を始めた時、日々の考えや気付きを書くはずだったのに、いつの間にか仰々しく準備をしないと更新できないブログになってしまいました。それも良いと思うのですが、もっと読む人が友人のような感覚で気楽に訪れて…
この「小さな哲学の部屋」を始めた時、日々の考えや気付きを書くはずだったのに、いつの間にか仰々しく準備をしないと更新できないブログになってしまいました。それも良いと思うのですが、もっと読む人が友人のような感覚で気楽に訪れて…
園井恵子さんの取材や資料収集をする中で、非常に心惹かれながらも、書籍からは割愛した内容がいくつかあります。伝記・評伝という類の中では生きなくても、園井さんに関心を持つ人なら興味深く読んでもらえるのではないか……今回の記事…
2020年7月1日、Amazonにて自著『流れる雲を友に 園井恵子の生涯』が発売されました。Kindle版(電子書籍)、オンデマンド版(紙の書籍)の両方が用意されています。 園井恵子さんは死後70年以上経過した現在でもメ…
(写真:演劇「獅子」の一幕。左:園井恵子演じるお紋、右:丸山定夫演じる吉春 昭和20年1月神奈川県での公演時) 鳥取と園井恵子 昭和17年、園井恵子は宝塚歌劇団を退団後、小夜福子の誘いに応じて、劇団新生家族という新劇の劇…
誰もがうらやむ才能がある人や、若いうちに自分が望むレールに運良く乗れた人とか、そういう人も確かにいて、それは除きます。 一方で、何か達成したいことがあったり、向上心があるけど、なかなか上手くいかず、もがいている人が多くい…
園井恵子は岩手県松尾村(現在の八幡平市)に生まれ、1歳の時に川口村(現在の岩手町)に移住します。女学校時代に小樽に住んでいたこともありますが、1年ほどで故郷・岩手に戻り、その約1年後に家出同然で単身、宝塚に向かいます。 …
僕はそんなに悩み相談を受ける方でもなく、そのようなスキルを持っているわけでもないですが、それでも世間話の中で他人の悩みを聞いたり、職場で話しているのが聞こえたりすることはあります。 その悩みに対して解決策を提示するのは簡…
僕は飛行機が苦手で、なるべくなら乗らないでおきたい人間ですが、それでも鉄道や車と比べて、効率に明らかに差がある時は、飛行機を選択します。 あまり慣れないために、離陸の時にはいまだに手に汗をかきます。小学生くらいの子供が落…
STAR TREKに見る「恵みを受け取る人と与える人」 「STAR TREK 宇宙大作戦」の「惑星アーダナのジーナイト作戦」(原題:The Cloud Minders)というエピソードの話です。惑星アーダナでは雲の上の都…
STAR TREKとの出会い 小学生の時でした。長野県の母親の実家に帰省していて、僕は応接室のソファで横になってテレビを見ていました。 田舎特有の大きな家で、唯一の洋間は使われることがほとんどなく、ビデオデッキは年代もの…